【田中めぐみ】筑波学院大学(つくば市吾妻、大島愼子学長)の開設する「日本語教員養成プログラム」で、19年度の受講生募集が13日から始まった。申し込みは26日まで。入学時期は4月、募集定員は10人。

訪日外国人や海外での日本語学習者の増加に伴い、日本語教員の需要が高まっており、外国人に対する実践的な日本語指導能力を備えた日本語教員を養成する。文部科学省認定の「職業実践力育成プログラム」(BP)の1つで、修了者には同大学から履修証明が交付される。日本語学校の求人要件を満たすものだ。

日本語教員養成プログラムは総時間458時間(うち必修は428時間)、標準履修期間は2年。日本語教員に必要な日本語や日本語教育指導の基礎的な知識およびコミュニケーションに関する授業を行う。さらに同大学には、外国人のための「国際別科」という集中的な日本語教育機関があり、この場を活用した実習を行い、実践的な指導能力を育成する。加えて幅広い知識と経験を得るために、インドネシアなど、海外での日本語教育実習の機会も提供する。

プログラムは16年度から開設されており、すでに修了者のうち2人が日本語教員として活躍中という。現在は、留学生を含む学内の生徒のほか、学外から20代~70代の4人が同プログラムを受講し、勉強している。

検定料(出願書類提出前に納入)1万円、入学金 1万5000円、2年間の受講料 32万8800円(必修科目受講料のみ、選択科目受講料およびテキスト代除く、半期ごとの支払い可)

▼問い合わせ 筑波学院大学学生支援グループ(つくば市吾妻 3-1)、直通電話:029-858-4813 メール:gakumu@tsukuba-g.ac.jp

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