学祭を告げるチラシ

【コラム・入沢弘子】新学期が始まり、アルカス土浦の市立図書館にはいつもの静けさが戻ってきました。夏休み中は、毎日2,000人以上の方が来館しましたが、目立ったのは高校生の姿。土浦には、特別支援学校の高等部や中等教育学校を含み、公立と私立合わせて10の高校があります。

館内でも、OBOGらしき方が、制服姿の高校生と笑顔で語り合う姿など見受けられます。先輩方が市内に多く住まわれていることもあり、後輩を温かく見守り育てる土壌があるのではないでしょうか。

県内でも水戸に次いで高校が多い土浦。10高校の在校生総数は、約9,000人。アルカス土浦×高校生、この2つの特徴をシティプロモーションに活かす試みを、この秋実施します。題して「学祭TSUCHIURA2018」。11月24日(土)は、土浦駅前に全高校が集合し、各学校の特徴をPRする“土浦の高校生のおまつり”を行います。

学校自慢の部活動も披露

個性豊かな制服を着用しての学校紹介、学校自慢の部活動披露、学校対抗ビブリオバトル、美術作品展示、学校紹介ブース設置、現在実施中の俳句イベントの表彰―などを計画中です。在校生の家族はもちろん、卒業生、土浦の高校受験を目指す小・中学生やご父兄も、この日に来場されたら、土浦のすべての高校の生徒の様子が御覧いただけます。

会場は、図書館が入居する複合ビル・アルカス土浦と土浦市役所横・うらら大屋根広場です。ちなみに、アルカス土浦の屋上、前の広場、1階のラウンジは貸出可能な施設です。1日を3つの時間帯に区分し、料金設定も各2,000円というリーズナブルさ。

定期的にマルシェが行われ、ビアガーデン、ミニコンサート、犬猫譲渡会なども実施されています。お問い合わせは土浦都市開発(029-826-2206)まで。ぜひご利用ください。(土浦市立図書館館長)