《ご飯は世界を救う》6 「手作りカフェ・シューエ」


【コラム・川浪せつ子】今、手作りの作品を販売するのがブームだそうです。この「シューエ」さん(つくば市高野台)は、手作り品を販売しているカフェです。普通のお店や飲食店に手作り品が置いてあるというのは昔からよくありますが、こちらは専門に作品を置くボックスを作者さんに貸し出しているというお店です。

私は手作りの品が好きです。特にアクセサリー。作り手のぬくもりが感じられて、付けていると心がホンワカします。インテリア小物やバッグなども、よい感じですね。本格的な商売っていう感じではないので、お値段がとっても手ごろです。

つくば市のカピオで開催される手作りフェアーは、初日はいつも満員電車のように混んでいます。そのような大規模なものでなくても、色々な場所で始終、青空マーケット、バザー、マルシェという感じでやっていますので、のぞきに行くのは楽しいです。

そうすると、常連さんで出店している方目当てに行くようになります。私のお気に入りは「クウハナ」というハンドルネームでフエルト小物を作っていらっしゃる方。そして松代地区の普通の住宅で、バラが咲き誇る季節に2日間だけ「オープンガーデン」を、20数年開催している主催者の一人でビーズ作家さんの作品です。

こちらの会場も、初日はイッパイイッパイ状態です。アクセサリー、バッグ、手作りお菓子や、インテリア小物が、どんどん売れていきます。女性の購買力って、すごいですねぇ。ネット上でも盛んで、月に何十万円も稼いでいる方もいらっしゃるとか。作り手も買い手も、ウィンウィン(取引する双方にメリットがあること)なんですね。

つくばと土浦のカルチャーセンターが閉鎖

「手作り」で思い浮かぶのは、「手作りの教室に通う」です。もちろん、独学で素晴らしい作品を作る方はたくさんいらっしゃいますが、新しいことにチャレンジする、習い事をしたい! そんな時は「カルチャーセンター」です。

それがね、最近異変が起きているのです。つくば市で開店10年の大型ショッピングセンター。その中にカルチャーセンターがありまして、私も数年水彩画の講師ということでお世話になっていました。ところが、10年目にして閉鎖。運動系の方は多かったようですが、文系的なものはどうも人が集まらなかったようです。

そんな話をしていたら、「土浦のショッピングセンターのカルチャーもなくなるそうですよ! (男女雇用機会)均等法ができて女性が日中働くようになって、カルチャーどころでなくなったとか。おまけに年金の受給も遅くなり、年配の方も働いて暇がなくなってきたからのようですね」。社会全体がどうも余裕がなくなっているのかもしれませんねぇ。

でも絵を描きたいという方は、案外多いのです。「月に1回だったら…」「夜にやってもらえませんか」。そして教室に通われると、皆さん充実したよいお顔。お絵かきというお土産を持って帰って、また1カ月頑張ってお仕事して下さいね、という感じです。

生きていくのは、楽しいことばかりだとよいのですが、なかなか。そんな時、絵を描く、見る、飾るということで、少しでも毎日の暮らしに潤いが生まれたらいいなと思い、描いています。(イラストレーター)