最先端のデザイン技術を駆使 筑波学院大生が卒業制作展 4日まで、つくば美術館

4年生らの力作が展示されている筑波学院大学メディアデザインコースの卒業制作展=県つくば美術館

【鈴木宏子】筑波学院大学デザインコースの卒業制作展が、つくば市吾妻、県つくば美術館で開かれている。地元特産品の商品ラベル、催し物のポスター、グルメ情報冊子などのほか、アニメ、3次元映像、3Dプリンター製品など、最先端のデザイン技術を駆使して制作した力作約100点が一堂に展示されている。

経営情報学部ビジネスデザイン学科の同コースで学ぶ4年生21人を中心に3、4年生が制作した作品が展示されている。今年度はスクリーンに立体映像を映し出したプロジェクションマッピングの作品も初めて制作された。

CG(コンピュータグラフィックス)で同大学の建物内を詳細に映し出した3D映像、就活をテーマに現代社会を風刺した短編映画、県内の特産品などをモチーフにまちおこしをする少女4人のゆるキャラアイドルユニットの人形などユニークな作品も展示されている。

見学に訪れた牛久市の大屋美枝子さんは「学生でなくプロが作ったとした思えない作品ばかり。一つ一つの作品の視点が面白くて、すごい。そのまますぐに商品になるのではないか」と驚いていた。

約8カ月かけ筑波山登山マップを制作した木村優花さん(21)は、何度か筑波山に実際に登り、設置されている看板などのサインをすべて写真に撮った上でマップを制作した。「筑波山のサインは文字だけのものが多く、トイレなど図柄のマークを付けた方がよいのではと思った」と実際に現地を歩いて気付いた点を話した。

同大学の情報誌を作成した川澄奈々さん(22)は、台湾にも行き、大学についての若者の声を聞くなどして声を拾った。卒業制作展について「皆、かなりの時間をかけて制作したので、一つ一つの作品をじっくり見ていただければ」と話している。