病苦のイラクの子救おう 筑波学院大生がミニライブ 「チョコレート募金」呼び掛け

チョコレート缶を手に募金をPRする野田講師㊨、若松さん(中央)、石塚さん㊧=つくば市吾妻、筑波学院大学

【大志万容子】病に苦しむイラクやシリアの子どもたちを支援しようと、筑波学院大学の学生が3日、つくば市でミニライブを行う。14日のバレンタインデーにちなみ、同じ場所で行う「チョコレート募金」に併せて開くもので、学生らは「関心を持ってもらうきっかけになれば」と話している。

ライブを行うのは、若松音於さん(20)と石塚留菜さん(20)の2年生2人。

チョコレート募金は1缶550円のチョコレートの購入を通じて、イラクの劣化ウラン弾の影響が疑われる小児がんの子どもたちやシリア難民の子どもたちの医療を支援するプロジェクト。缶には小児がんを克服したイラクの19歳の女性が描いた絵がデザインされている。鎌田實医師が代表を務めるNPO法人「日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET=ジムネット、東京)」が主催する。

同NPOの活動に賛同した同大の野田美波子講師(39)が募金をPRするために、別の教員に依頼して「チョコレートのうた」を制作。さらに、イラクやシリアの子どもたちが描いた絵を使って、学生がアニメーション動画を作成した。注射や点滴を打たれた子どもたちもチョコレートの雨に笑顔になり、「ハッピー 、ハッピー」と合唱する内容だ。野田講師は「まずは面白そうと思ってもらい、そこから問題を知ってもらえれば」と話す。

3日のステージでは、動画を流しながら、若松さんがギター、石塚さんがピアノを演奏しながらデュオで「チョコレートのうた」を歌う。

「缶の絵を描いた少女が同世代ということを知ってショックをうけた」と若松さん。「病気で辛いのに他の子供たちを絵で励まそうとする姿勢に心を打たれ、自分も何ができるかを考えるようになった」という。「私たちの歌がきっかけで、少しでも子どもたちや募金活動に関心を持ってもらえれば」と熱を込める。

「チョコレート募金」は3日午前11時~午後4時、つくば駅前の商業施設クレオスクエアMOG1階プラザ・パフォーマンス・ギャラリーで。ミニライブは午後2時頃から。「チョコレートのうた」動画は(https://www.youtube.com/watch?v=y31TXTm66sg&feature=youtu.be)から閲覧できる。