月曜日, 5月 16, 2022
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J:COMの「いいじゃん!」終了は残念 《遊民通信》28

【コラム・田口哲郎】

前略

J:COM茨城で放送されていた地域密着型バラエティ「いいじゃん!」が10月31日をもって最終回を迎えました。当初は半年間という計画だったそうですが、12年近く続いたというのはすごいことだと思います。オジンオズボーンの高松さんと鈴木涼子さんがメーンMCで、山城功児さん、河邑ミクさん、酒井瞳さんたちが番組に彩りを添えていました。

コロナ禍の影響でスタジオ収録ができない、取材に行けないなど、ご苦労が多かったようです。コロナ禍が明けそうな、今からふたたび!という時に終了とは、残念です。開始当初から視聴し、毎回楽しみにしていました。普段住んでいても知らない場所やお店は結構あるもので、番組で見たのをきっかけに行ってみたというところも多いです。

東京キー局の番組では報じられない、身近な情報が満載なところが魅力でした。例えば、カフェやお菓子屋さんなどは、大手チェーンだと勝手がよくわかっているのでなんなく入れますが、個人経営のお店は最初入るかどうか迷ってしまったりすることがあります。でも、「いいじゃん!」で紹介されたのを見ると、なじみの店のように思えてすんなり入れるのです。

10月で終了した番組がもうひとつあります。「いばらき人図鑑」です。地域で活躍する地元の方々を紹介するトーク番組として、こちらも楽しく視聴していました。

しかし、やはりコロナ禍の影響か、残念ながら終了です。ウィズ・コロナ時代は地元重視ですから、「身近な人」に焦点を当てて紹介するコンセプトはこれからも大切だと思います。地域の生活を支える方々、文化を担う方々の自信にあふれる表情を再び見たいです。

やはりトーク番組が見たい

今後はどのような番組が望まれるのでしょうか? 視聴者の興味・関心が多様化してとらえるのが難しく、各メディアが苦戦している時代、答えはそう簡単には出ないでしょう。そこでいろいろな事情を考えないで、何か番組を作ってみろと言われたとして、何を作るだろうかと妄想してみます。

私が好きな番組はテレビ朝日「徹子の部屋」、NHK「ドキュメント72時間」といった「人の話を聞く」番組です。相手が有名でも無名でも、その人が語る物語には重みがあります。ですから、やはり県南人をゲストに呼んで、トークをする番組を作りたいと思うでしょう。ゲストは「笑っていいとも」のテレフォンショッキングみたいに、県内出身・在住のお友達紹介でつなぐのです。

こういう職業だから、役職だから出演してくださいというオファーも面白いですが、例えば、次のゲストは今回ご出演のスズキさんのお隣のサトウさんで農業をされておられます、というのもありだと思います。ゲストの「物語」をうかがい、語りからいろいろ知り、学ぶ。番組名は「いばらき県南みんなの物語」?

妄想はさておき、今後も情報の地産地消の番組を楽しみにしています。ごきげんよう。

草々(散歩好きの文明批評家)

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